菅井、初防衛へ白星発進 王位戦第1局

王位戦第1局で豊島将之八段(手前)に先勝した菅井竜也王位=5日午後6時半ごろ、愛知県豊田市
王位戦第1局で豊島将之八段(手前)に先勝した菅井竜也王位=5日午後6時半ごろ、愛知県豊田市
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 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之八段(28)が挑む第59期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第1局は5日午前9時から愛知県豊田市のホテルフォレスタで指し継がれ、午後6時17分、先手番の菅井が133手で勝ち、初防衛に向けて好発進した。

 菅井の中飛車に豊島が居飛車で応じた戦いは、菅井の封じ手4五歩(35手目)のあたりで大きな勝負どころを迎えた。菅井は駒損覚悟の7五銀(41手目)で激しい戦いに持ち込み、攻勢を掛けた。

 豊島は3二香(86手目)と持ち駒を守りに使うなど粘り強く防戦。また9九飛(88手目)と敵陣に打ち込んで反撃を試みたが、菅井は堅実に守りながら敵玉に迫り、最後は即詰みに仕留めた。立会人の谷川浩司九段は「菅井王位が終始主導権を握っていたが、豊島八段からも『簡単には負けない』という気迫を感じた。第2局以降も熱戦になるだろう」と話した。

 持ち時間各8時間のうち、残りは菅井1時間、豊島1分。第2局は24、25の両日、神戸市北区の旅館「中の坊瑞苑(ずいえん)」で行われる。対局の模様は西日本新聞ホームページでも紹介している。

■5七馬で勝ちを意識

 菅井竜也王位の話 あまり経験のない形で、どう指していいのか難しかった。4五歩(35手目)から仕掛けていったが、形勢判断はよく分からなかった。終盤、5七馬(127手目)と成桂を取ったところで勝ちを意識しました。

■中盤から苦しかった

 豊島将之八段の話 5四歩(33手目)からの仕掛けにこちらの対応がいろいろ考えられたが、考えていくうちに自信がなくなりました。どこで悪くなっているのかよく分からないが、中盤からは、はっきり苦しい展開でした。

=2018/07/06付 西日本新聞朝刊=

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