豊島寄せきりタイに 王位戦第4局

王位戦第4局を制し、感想戦で振り返る豊島将之棋聖=23日午後6時すぎ、福岡市博多区
王位戦第4局を制し、感想戦で振り返る豊島将之棋聖=23日午後6時すぎ、福岡市博多区
写真を見る

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負第4局(西日本新聞社主催、JR九州、西日本新聞ビルディング協賛)は23日午前9時から福岡市博多区のホテル日航福岡で指し継がれ、午後6時、119手で先手番の豊島が勝ち、2勝2敗のタイとした。

 2日目は菅井の封じ手5六歩(68手目)で再開。豊島がと金をつくって後手陣に入り込み、菅井は3三角(78手目)と相手玉を狙って反撃に転じた。豊島は5七歩(81手目)や6八竜(83手目)と手厚く受けて菅井の攻めをかわし、優勢を維持。菅井も粘り強く指したが、最後は豊島が2七角(109手目)から8五馬(113手目)と後手玉に迫り、寄せきった。

 立会人の深浦康市九段は「序盤に豊島棋聖が積極的に仕掛けて少しずつリードを広げ、菅井王位に攻めさせながら、巧みに寄せの形をつくった。第5局以降も20代同士の戦いに注目したい」と語った。

 持ち時間各8時間のうち、残りは豊島13分、菅井46分。第5局は29、30の両日、徳島市の料亭「渭水苑(いすいえん)」で行われる。対局の模様は西日本新聞ホームページでも紹介している。

    ◇      ◇

■8五馬でいけそうと

 豊島将之棋聖の話 4六銀(35手目)から動いていったところは、よく分からなかった。3三角(78手目)と打たれて嫌な感じの局面になった。終盤もはっきりした順が見つからなかったが、8五馬(113手目)でやっといけそうかと思いました。

■ずっと苦しい展開に

 菅井竜也王位の話 3四飛(34手目)と浮いた手は、違う手だと作戦負けになりそうかと思ったが…。先手に4六銀(35手目)と動かれてからの分かれはこちらが悪かったと思います。その後も左の金銀が使えていないので、ずっと苦しい展開でした。

=2018/08/24付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]