王位戦第5局 封じ手から戦端開く

立会人の藤井猛九段(右)が読み上げた封じ手を指す豊島将之棋聖(中央)。左は菅井竜也王位=30日午前9時、徳島市
立会人の藤井猛九段(右)が読み上げた封じ手を指す豊島将之棋聖(中央)。左は菅井竜也王位=30日午前9時、徳島市
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 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第5局は30日午前9時、徳島市の料亭「渭水苑(いすいえん)」で再開し、指し継がれた。

 前日の手順、4六銀(49手目)までを再現した後、立会人の藤井猛九段が豊島の封じ手2五歩を示し、2日目の対局が始まった。

 この2五歩で戦端が開かれ、1日目の持久戦ムードから一変、激しい戦いに突入した。豊島が2五桂(54手目)と攻めをつないだのに対し、菅井は角をさばいて2六歩(59手目)の桂取りで応戦。豊島は桂損の代償を角の打ち込みに求め、9九角成(68手目)で香を入手した。中盤の難所が続いている。

 藤井九段は「封じ手はやや意外な感じで、勝負手気味の仕掛け。玉頭は菅井陣が手厚くなっており、豊島陣は馬をどう働かせるかがポイント」と話した。

 勝敗は夜までに決まる見込み。対局の模様は西日本新聞ホームページでも速報している。

=2018/08/30付 西日本新聞夕刊=

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