文化人ら、石牟礼道子さんしのぶ 東京で送る会

 東京都内で開かれた石牟礼道子さんをしのぶ集会=15日午後
東京都内で開かれた石牟礼道子さんをしのぶ集会=15日午後
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 2月に90歳で亡くなった作家で詩人の石牟礼道子さんをしのぶ集会「石牟礼道子さんを送る」が15日、東京都内で開かれ、詩人の高橋睦郎さんら親交のあった文化人らが講演し、死を悼んだ。

 高橋さんは、代表作の「苦海浄土」について「民衆、鳥獣虫魚、草木国土の受難の叙事詩だ。人、生き物、自然の苦しみを自分の苦しみとして引き受けて生きた。共に苦しむ、いわば共苦の人だから書けた」と語った。

 水俣病被害者で漁師の緒方正人さんは、石牟礼さんの死後、漁に出た際にユリカモメが近づいてくるのを見て姿を変えて現れたと感じたという。「これからも他の生き物の姿で立ち現れるんじゃないか」。

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