「中学聖日記」岡田健史を支える言葉 昨年まで高校球児、キスシーンも冷静に

TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
写真を見る
TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
写真を見る
TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
TBSドラマ「中学聖日記」に出演中の岡田健史
写真を見る

 TBS系列で放送中のドラマ「中学聖日記」(火曜午後10時)に出演している俳優の岡田健史(19)が注目を集めている。今作がデビュー作ながら主演の有村架純(25)の相手役に抜てきされ、教師と“禁断の恋”に落ちる生徒役だ。福岡出身で、昨夏までは長崎の強豪校の捕手だった元高校球児。役者経験ゼロから大役をつかみとった新星を西日本スポーツが直撃した。(伊藤瀬里加)

 ドラマでは有村が演じる中学教師に恋する少年を熱演。「毎日食らいついていくだけで精いっぱいでしたが、すてきなスタッフ、キャストの皆さんの元で、黒岩晶の人生を生きることができたのは幸せだと思います」。初々しさの中にも芯の強さをのぞかせた。

 ドラマの中では有村とのキスシーンもあった。いきなりの“大役”に「すごく緊張しました。有村さんが相手ですし…」。それでも「その日はほかにも大事な撮影があったので、トータルで考えていました。キスシーンだけにとらわれないように、ちゃんとしないといけないなと思って」と冷静に対処するよう務めたという。

 180センチの長身に端正な顔立ち。福岡に住んでいた中学1年の冬、通学路で現在の事務所の関係者に声を掛けられた。ただ、小学2年から野球一筋。当時は「スカウト」されたことを気にも止めず、高校は甲子園出場歴のある長崎の強豪校に進学した。

 最後の夏はベンチ入りしたものの、夢の甲子園には届かなかった。「(高校に)野球の結果で恩返しをしたかったのに、できなかった負い目を感じていた」。複雑な思いを抱えて過ごしていた引退後、演劇部から誘いを受けて、大会に出場した。

 「役者はいろんな人の人生を生きることができる。野球よりもやりたいことが見つかった」。当初は大学に進学して野球を続ける予定だったが、猛反対する両親を説得して芸能界入りを決断。高校を卒業した今春に上京した。

 役者の道を歩み始めた今も、高校野球の恩師にもらった言葉〈気付きの多さが勝敗を分ける〉を大切にしている。「野球を離れた今、社会でも必要なことなんだって強く感じている」。甘いマスクの内面は骨太の九州男児。この先の活躍から目が離せない。

◆岡田健史(おかだ・けんし)
◆1999年5月12日生まれ
◆福岡県出身
◆野球歴 経験者だった父の影響で小2から始め、4年から捕手一筋。幼いころはヤフオクドームにも足を運んだ。好きな選手は米メジャーで活躍する捕手のモリーナ(カージナルス)。「あの肩の強さは憧れることすら間違っていると思わせる異次元のもの」
◆目標の俳優 山田孝之、菅田将暉
◆休日の過ごし方 上京後は料理にも挑戦。「いろいろなものに挑戦している」とこれまでに卵とトマトの中華炒め、チャーハン、ジャガイモのポタージュなどを作った。

=2018/12/04 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]