グアム 「いいね!」 常夏の楽園

シュノーケリングでは、竜宮城のような世界にうっとり
シュノーケリングでは、竜宮城のような世界にうっとり
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ホテル街の前に広がるタモン・ビーチ
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「インスタ映え」を狙って、投稿する写真を撮影する女性たち
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グアムのランドマークとして知られる「恋人岬」
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「フィッシュアイマリンパーク」では夕食を食べながらショーも楽しめる
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本物の海の世界が360度広がる海中展望塔
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 エメラルドグリーンの海と白い砂浜、風に揺れるヤシの木-。写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した際に見栄えが良い「インスタ映え」のスポットとして、あらためて注目されている常夏の楽園グアム。写真を撮らずにはいられない場所を巡る旅に出掛けた。

 まずは、リゾートホテルやショッピングモールが立ち並ぶグアムの中心地タモンへ。常夏のグアムでは、12月でも平均気温が27度を超えるという。午前中でも汗ばむ陽気だ。

 ホテル街の目の前には、約2キロ続くタモン・ビーチが広がる。みんな、砂浜に寝っ転がったり、散歩したり、海にぷかぷか浮かんだり、思い思いの時間を過ごしていた。海を見詰めていると、水平線が、空の青と重なる部分に虹が架かっていた。隣にはうっすらと虹がもう1!。

 「見ると幸せになれるダブルレインボーだよ。これを見るためだけに数日間、グアムにとどまる人もいるよ」と現地ガイドのアネル・カピルさん(49)。日本ではめったに見られないものの、グアムでは雨期(6~10月)を中心に見ることができるという。「消えないうちに」と、慌ててカメラのシャッターを切った。

 タモンには、観光客の多くが「インスタグラム」に投稿するビルもある。レストランなどが入るそのビルに着くと、東京から来たという女性3人組がお互いの写真を撮り合っていた。女性によると、人気の秘密は「インスタ映え」する建物の色だそうで、「全部ピンクでアメリカンだから、かわいいの」。「TUMON TRADE CENTER GUAM U.S.A.」と書かれた看板の隣で、女性は天を仰ぐポーズを決めた。

    ◇      ◇

 夫婦やカップルで訪れたいのは、グアムのランドマークとして知られる「恋人岬」。「LOVE」の大文字がデザインされた展望台は、海抜123メートルにあり、タモン湾を一望できる絶景のスポットだ。展望台のフェンスには、恋人たちが願いごとを書いたハート形のプレートと南京錠がびっしり付けられていた。この日は、真っ白なウエディングドレスとタキシード姿の新郎新婦の姿も。色とりどりのハートに囲まれ、幸せな景色を作り出していた。

    ◇      ◇

 海の中を撮影しようと、タモンから車で約20分のピティにある「フィッシュアイマリンパーク」へ。沖合に伸びる海上の桟橋(約300メートル)を渡って、海の中に建つ海中展望塔のらせん階段を降りると、水深10メートルの海の世界が360度広がっていた。窓越しに泳ぎ回る色鮮やかなトロピカルフィッシュがかわいい。

 ここでは、シュノーケリングもできる。用具を身に付けて、海中展望塔から海の中に入った。透明度が高く、ずっと先まで見通せる海には200種類以上の魚が暮らしているそうだ。エサの生イカをちぎって指先に持つと、黄色の魚がぱくっと食いついてきた。海底火山が隆起、陥没してできた起伏のある地形が、多彩な生物とサンゴ礁が集まる場所を作り出したという。竜宮城のような世界。ずっと泳いでいたいと思った。

 美しく、おしゃれで、カラフルな楽園グアム。多くの人の「インスタグラム」を通してさらにファンが増え、魅力を増していくだろう。

 ●メモ

 九州からグアム(グアム国際空港)に向かうには、福岡空港から直行便が毎日運航している(ユナイテッド航空、所要時間約3時間半)。グアム国際空港からタモン地区まではタクシーで約15分。現地の観光情報はグアム政府観光局東京オフィス=03(3212)3630。

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 ●寄り道=一度で二度おいしいココナツ

 グアムの各所では、「一度で二度おいしい」ココナツを販売している=写真。恋人岬にある店ではひとつ約700円だ。まずはジュース。店員が直径20センチほどの緑色のココナツに豪快に包丁を入れ、ストローを刺してくれる。ほのかに甘く、さっぱりした口当たりのジュースは喉の渇きを潤してくれる。飲み終わると「お刺身食べますか?」。さきほどのココナツの白い果肉をうすく切って、しょうゆを掛け、わさびを添えてくれた。食べると、イカのような歯ごたえで、脂が乗ったマグロのような味。意外だが、白いご飯にも合いそうだ。


=2017/12/25 西日本新聞=

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