「令和」どう? 「大和言葉しっくり」「戦前に戻らぬよう」

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 「令和」をどう受け止める-。あなたの特命取材班が、無料通信アプリLINE(ライン)でつながるフォロワー(通信員)約7500人に聞くと、全国の100人以上から声が寄せられた。

 皇位継承前の元号発表は憲政史上初めて。佐賀市の自営業男性(39)は発表を「まさに時代が変わったと思える一瞬だった」と振り返った。各地で新聞の号外に人が群がり、インターネットでは賛否の書き込みが相次いだ。長崎県大村市の主婦(49)は「自由に言論できる時代だからこそ、賛否の声が上がるのだと思う」と今の世相を捉えた。

 令和の出典は万葉集で、国書からの採用は確認できる限り初めて。家族と福岡県太宰府市を訪れた同県うきは市の女性(62)は「大和言葉は元号にしっくりくる」。同県糸島市のパート女性(53)は「新しい日本にふさわしい」と喜んだ。

 一方、「令」の文字に「命ずる」イメージを抱く人も。同県久留米市の男性会社員(40)は「号令や命令を連想させ怖い」。大阪市の40代会社経営の男性は「上から目線で、従わせる印象が強い」と語った。

 「和」に「昭和」を連想する人もいた。「昭和生まれとしてうれしい」(福岡県太宰府市の54歳パート女性)と好意的な受け止めの一方で、「昭和から戦争をイメージしてしまう。戦前に戻らないことを祈る」(福岡市の男性公務員)と冷ややかに見る人もいた。

 令和はローマ字の1文字表記は「R」となる。北九州市の女性会社員(43)は「令和18年は『R18』。成人向け映画などをイメージしてしまうのでは」と懸念した。

 ツイッターの本紙公式アカウント(@nishinippon_dsg)でも「令和」の“第一印象”を尋ねるアンケートを実施。4時間で512票の回答が寄せられ、7割が肯定的に受け止めた。「とてもいいと思う」が32%、「まあまあいいと思う」が38%、「あまりいいと思わない」が18%、「いいと思わない」。当初は「いいと思わない」が比較的多かったが、2時間以上が経過すると、肯定的な評価が目立つようになっていった。

=2019/04/02付 西日本新聞朝刊=

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