「博多演歌まつり」24日に20回目 今年は伍代夏子や丘みどりなど登場

12人が出演した昨年の「博多演歌まつり」
12人が出演した昨年の「博多演歌まつり」
写真を見る
「博多演歌まつり」の児玉良一実行委員長
「博多演歌まつり」の児玉良一実行委員長
写真を見る

 福岡県内のレコード店などでつくる日本レコード商業組合福岡県組合が主催している「博多演歌まつり」が24日、福岡市民会館で開かれる。組合加盟のレコード店が各レコード会社の理解を得ながら開催してきたイベントも今年で20回目。同組合の組合長でまつりの実行委員長の児玉良一さん(76)は「いろんな支援があってここまでやれた。今回は舞台装置も少しは豪華にしたい」と意気込んでいる。

 レコード店結集「手作り」企画

 「演歌ファンへの恩返し」と「新人歌手の応援」そして「違法ダビング撲滅PR」を込めて、1998年6月に福岡市中央区の大手門会館で第1回を開催。香田晋や島津亜矢など8人が出演した。2回目からは会場を市民会館に移し、毎年6月に開催。延べ209組の演歌歌手がステージで歌声を披露してきた。

 興行ではなく、あくまでもキャンペーンとして低料金で実施してきた。今年は出演者1人のCDシングル付きで2500円だ。出演者が所属するレコード会社が共催として加わるほか、出演者がいない社も協力社として名を連ねる。歌手側からは出演料をもらい、各レコード店も参加料を出しているが、運営費が少ないため舞台装置なども簡素なものにとどめている。「1300円のCDを渡すので運営費として入るのは1200円。営利目的ではありません」と児玉さん。

 20年続けられた裏には、立ち上げの時に音響機材で力を貸してくれたカラオケ関連会社や2回目から後援になったKBC九州朝日放送(福岡市)の力があった。児玉さんは「最初は歌手の出演順など業界の決まり事が分からず文句も言われた。放送局にからんでもらった方がいいと思った。いろんな助けがあって軌道に乗った」と振り返る。KBCは「まつり」の模様を後日ラジオで放送している。

 出演した歌手は新人だけではない。藤あや子や松原のぶえ、石原詢子、冠二郎などヒット曲を持つ人気者も名前を並べる。児玉さんは「新人ばかりじゃ人が集まらないのでね。今年は伍代夏子さんが来てくれてよかった」と言う。

 20回は区切りだが、終わりではない。すでに来年の会場確保にも動いている。「次の世代にも頑張ってもらって、これからもずっと続けていきたい」。児玉さんはそう願っている。

 ◆第20回博多演歌まつり 24日午前11時、午後4時。出演はほかに丘みどり、はやぶさ、エドアルドなど計9組。問い合わせは博多演歌まつり事務局(ラインンレコード内)=092(711)9253。KBCラジオでの放送は7月10日午後9時から。

=2017/06/19付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]