種子島の心象風景を音楽に ギタリスト逆瀬川剛史が23日に福岡でライブ

「きらびやかに柔らかく、オーガニックな響きにひかれた」とギターの魅力を語る逆瀬川剛史
「きらびやかに柔らかく、オーガニックな響きにひかれた」とギターの魅力を語る逆瀬川剛史
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 福岡を拠点に東アジアで活動するアコースティックギタリスト逆瀬川剛史が23日午後3時半、福岡市早良区西新の西南コミュニティーセンターで「琥珀(こはく)の月の物語」と銘打ったソロライブを開く。故郷、種子島(鹿児島県)の自然で育まれた心象風景から着想したオリジナル曲を演奏する。

 幼い頃の記憶に残るのは種子島の深い森、それも雨の日の森という。「自然には安らぎもあるが、むしろ恐れ、畏怖の念を感じる」。何かと不安を解消しようとする社会の風潮には「表面的な楽しさではなく、人は不安や畏怖が共存してこそ深い感情を持つことができ、人生が輝く」と語る。

 九州大の学生時代、インド哲学を専攻。そうした思索の時間を経てきたからか、逆瀬川のギターはテクニックに走らず抑制の効いた感情表現になっている。音楽的には意外にも「テレビゲームの音楽が礎になっている」。いわく「いろんな情景に合わせて気分を盛り上げて、覚えやすい音楽だから」。そんな指向で作る音楽は観念的な難解さに陥らず、叙情的な親しみやすさがある。

 九大を卒業した翌年の2010年にCDデビュー。台湾、中国、東南アジア各地でライブを重ね、今月7日には韓国でCDをリリースした。10月20日午後7時から鹿児島市のライブヘブンでもソロライブを行う。

 ◆逆瀬川剛史ソロライブ「琥珀の月の物語」 主催はサーチ・アンド・キー=092(716)3430。23日のライブのチケット(前売り3000円、当日3500円)を5組10人にプレゼント。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号、この紙面の感想を書いて〒810‐8721(住所不要)西日本新聞社文化部・逆瀬川剛史係へ。19日必着。

=2017/09/16付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

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