「自分のルーツ探るきっかけに」 シーナ役の石橋静河

撮影を終えて記者会見に臨む出演者。左から徳永玲子、主演の石橋静河と福山翔大、右端が松重豊
撮影を終えて記者会見に臨む出演者。左から徳永玲子、主演の石橋静河と福山翔大、右端が松重豊
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父役 松重豊も青春時代重ね

 「You May Dream」のクランクアップ後の記者会見では主役の福山翔大、石橋静河の2人とシーナの父親役の松重豊ら福岡ゆかりの出演者が顔をそろえ、70年代の熱気を再現したような撮影現場の様子が伝わってきた。

 最終日のロケ現場は、シナロケのドラマー川嶋一秀が経営する福岡市のライブハウス。シーナの衣装を再現したミニドレス姿で石橋が登場し、ヒット曲「ユー・メイ・ドリーム」の熱唱シーンで締めくくった。

 石橋は「シーナさんと鮎川さんは純粋に音楽が好きで、もっとできるんじゃないかと常に探し続けた。その青春を追体験し、自分で想像していなかった感覚をたくさん教わった」と振り返った。

 石橋の父、石橋凌は鮎川と同じ久留米市出身のミュージシャンで俳優。シナロケに続く世代のロッカーでもあり「音楽のパワーを実感し、自分のルーツを探るきっかけをもらった」と充実した表情を見せた。

 ドラマは筑後弁と北九州弁が飛び交う。福岡市出身の松重は「興奮したら博多弁しか出らんで苦労した」と語り、笑いを誘った。シナロケのライブに通った自身の青春時代と重なった「不思議な作品」と語り、「当時は福岡から東京をひっくり返してやろうという勢いがあり、僕も東京へ出て行った」と回想。主役2人のライブシーンを「シナロケにしか見えなかった」と持ち上げた。

 ほかに、民放の情報番組などで司会を務める徳永玲子がシーナの母親役、福岡県出身のお笑い芸人の佐田正樹がシーナを妹のようにかわいがる鮮魚店主役で登場する。

 ◆「You May Dream」 3月2日、九州・沖縄地区で放送予定

=2018/01/10付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

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