ビュールレさんのお薦め ドガ「14歳の小さな踊り子」

エドガー・ドガ「14歳の小さな踊り子」(1932-36年)(C)Foundation E.G.Buhrle Collection,Zurich(Switzerland) Photo:SIK-ISEA,Zurich(J.-P.Kuhn)
エドガー・ドガ「14歳の小さな踊り子」(1932-36年)(C)Foundation E.G.Buhrle Collection,Zurich(Switzerland) Photo:SIK-ISEA,Zurich(J.-P.Kuhn)
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本展唯一の彫刻

 本展に出品された唯一の彫刻作品である。モデルはパリのオペラ座のバレエダンサー。ブロンズ像だが、木綿のスカート、絹のリボンを着けている。

 ドガは蝋(ろう)で作った原作を、1881年の第6回印象派展に出品した。生前に彫刻を発表したのはこの時だけ。本物の衣装や靴下、トーシューズを着け、頭部も人の髪だったという。あまりに写実的で賛否を巻き起こした。

 本作は、ドガの死後、ブロンズで複数回鋳造し直したうちの一つ。

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 福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催中の特別展「至上の印象派展」(7月16日まで)に、スイスの実業家ビュールレが集めた名作64点が並ぶ。お薦めを紹介する。(随時掲載)

=2018/07/12付 西日本新聞朝刊=

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