武者小路実篤の精神継ぎ100年 「新しき村」記念祭、埼玉

 「新しき村」創立100年記念祭で、武者小路実篤の詩を朗読する村の住人ら=16日午後、埼玉県毛呂山町
「新しき村」創立100年記念祭で、武者小路実篤の詩を朗読する村の住人ら=16日午後、埼玉県毛呂山町
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 白樺派の作家武者小路実篤が理想社会の実現を目指して開いた農業共同体「新しき村」の創立100年記念祭が16日、埼玉県毛呂山町で開かれた。約200人が訪れ、実篤の詩を朗読するなどして村の存続を祝った。

 新しき村は1918年、実篤が「皆が自分の個性を発揮し、共に生きる社会」を掲げ、宮崎県木城町で始めた。ダム建設の影響で一部住人が39年に毛呂山町に移って開いた「東の村」と、木城町の「日向の村」で、今も計11人が暮らしている。

 衣食住などは村が提供。生活に必要な労働以外の時間は「自己を成長させる」ために使うという精神が創立当初から受け継がれてきた。

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