和太鼓集団TAO、東京に常設劇場 訪日客向け「夜の観光」に

2019年度からTAOが東京で常設公演する演目「万華響」(DRUM TAO提供)
2019年度からTAOが東京で常設公演する演目「万華響」(DRUM TAO提供)
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 大分県竹田市を拠点に活動する和太鼓パフォーマンス集団「DRUM TAO」は4月から東京の常設劇場で公演を行う。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、急増する訪日外国人客(インバウンド)向けに、日本独自の打楽器による夜のエンターテインメントショーを披露する。昨年末のNHK紅白歌合戦では歌手氷川きよしさんと共演し話題を集めたTAO。東京で年500回の公演を行う予定という。

 公演は、インバウンド向けのPRやイベントを手掛ける「JTBコミュニケーションデザイン」(東京)と共同で実施。東京・有楽町の劇場「オルタナティブシアター」(約400席)を改修し、常設の専用劇場として活用する。

 TAOはインバウンドの客層を広げようと、東京で17年に60回、18年に251回公演。さらなるインバウンド増加が見込まれるため、常設化を決めた。常設劇場では、天地創造をテーマにした「万華響(まんげきょう)」という演目を披露する。

 TAOは和太鼓や笛の演奏だけでなく、国内外でデジタルアートを手掛ける「チームラボ」による最先端の映像演出や、衣装を世界的デザイナーのコシノジュンコさんに依頼するなど、常に新たな試みを重ねてきた。TAOの運営会社「タオ・エンターテイメント」の藤高郁夫社長(59)は「インバウンド向けの『夜の観光』が日本は遅れている。日本文化を体感し、楽しめるショーにしたい」と意気込んでいる。

=2019/01/10付 西日本新聞朝刊=

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