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九州でそうめんどころといえば島原(長崎)、神埼(佐賀)、南関(熊本)

 九州でそうめんどころといえば島原(長崎)、神埼(佐賀)、南関(熊本)。ところが明治初めまで博多が一大産地で、安土桃山時代にそうめん作りが始まったという説があることを最近、地元の郷土史研究家を取材して知った。

 起源について真偽のほどは分からない。なぜなら、中国の索餅(さくへい)が渡来し、奈良時代に始まったというのが定説だからだ。しかし、博多は古くから栄えた貿易都市。うどんやそばといった粉物は中国から製法が伝わり、博多が発祥地とされる。まるっきり根拠がないわけでもなさそうだ。

 全国乾麺協同組合連合会に博多起源説について尋ねると「油で揚げた索餅ではなく、手延べ製法に進化したものを指すのでは」との答えが返ってきた。ただ、当時の製法は記録に残っておらずあくまで推測。夕刊やネットに記事が出たことで研究家のもとに情報が寄せられているという。謎が少しでも明らかになればと思う。 (日高三朗)

=2017/10/30付 西日本新聞朝刊=

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