サッカーJ2アビスパ福岡を応援して20年近い

 サッカーJ2アビスパ福岡を応援して20年近い。本拠地である試合のハーフタイムにはピッチを凝視する。77歳の父が芝生を整えるボランティアをしているためだ。熱心なサポーターで、夢は「生きているうちにアビスパの選手がワールドカップ(W杯)に出るところを見たい」だ。

 W杯ロシア大会が間もなく開幕する。日本は6回目の出場だが、これまで九州のクラブに所属しながら出場した選手はいない。それでも、愛するクラブの選手が国を背負って最高の舞台で戦うことの誇らしさは想像がつく。かつて山下芳輝さんがアビスパ所属で国際試合の日本代表に選ばれた時は、サポーターが観客席で日の丸を掲げて喜んだ。

 久留米総局の管内でも少年サッカーの大会が頻繁に開かれる。いつか誰かが、九州のクラブの中心選手になって、W杯のピッチに立ってほしい。ロシアの戦いを楽しみながら、その時の興奮に思いをはせよう。 (中野剛史)

=2018/06/10付 西日本新聞朝刊=

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