「まるでサウナにいるようね」

 「まるでサウナにいるようね」。日本の暑さを自国の名物に例えて表現した。

 この7月、単身赴任中の私を除き、家族が住んでいる福岡県久留米市の自宅でホームステイを受け入れた。北欧フィンランドから来日した母親と娘2人の親子連れ。酷暑、熱暑、炎暑…、どんな言葉を当てても物足りないほどの今年の夏だけに、感想を聞きたい。母親に尋ねたら即、冒頭の言葉が返ってきた。

 さらに続く。「サウナは15~20分で出ればさっぱりするでしょ。でも、この暑さは逃げられない。汗をかくことは大切だけど、髪も背中もびしょびしょで、つらいわ」。片言の英語でまくし立てる彼女と、ヒアリングがぐだぐだな私の会話だが、内容に大きな間違いはない。と思う。

 その北欧でも、最高気温が30度前後の日が続くなど気象に異変が起きているニュースを目にした。改めて思う。世界中、このまんまじゃいかん。 (鎌田浩二)

=2018/08/10付 西日本新聞朝刊=

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