「今から飲みに行くけど、一緒に行かないか…」

 「今から飲みに行くけど、一緒に行かないか…」

 そんなお誘いの電話があったのは平日の午後1時ごろのこと。電話の主は東京在住の友人で、「一緒に」はもちろん冗談。しかし「今から飲みに行く」は本当だった。

 東京では今、昼間から営業する居酒屋が増えていて、「昼飲み」がひそかなブームとなっているそうだ。友人が何度か通っている吉祥寺の店も、平日昼間から多くの客でにぎわっているとか。電話があったその日、友人はいずれも深夜勤務明けの飲み仲間3人との酒席だった。約束時間の調整も楽で、帰りの終電やタクシー代も気にせず気軽に使えて、重宝しているようだ。

 ブームの火付け役は、東京に進出した大阪の居酒屋らしい。そういえば、前任地・大阪は、昼間も串カツとビールが似合う街だったが…真偽は謎だ。世間の目を気にしがちな九州でも“昼間の赤ら顔”が現れるか。要注目だ。 (吉留常人)

=2019/02/15付 西日本新聞朝刊=

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