所属する運動部で

 所属する運動部で、西日本スポーツの「時代~プロ野球昭和から平成へ」という企画を担当している。月1度の掲載で、初回の1月は昭和の選手のファッションがテーマの一つだった。そこでデータベースを物色すると、平成の「おしゃれ」とはひと味違うお宝写真たちに出合えた。

 猟銃を小脇に抱え、カモ撃ちを楽しむ西鉄の野武士たち。パンチパーマが似合うこわもての選手たち…。中でも昭和を感じたのは、ドラフトで指名された高校生の後ろでカメラに鋭い視線を送る仲間たち。平成では少なくなった伝統的な不良の姿だった。

 「やんちゃ」な生徒が多いことで有名な高校からプロ入りした昭和生まれの元選手は「多感な時期を、多感な生徒ばかりの学校ですごしたけど、やりたいことをやれた」と胸を張る。大事なのは外見などではなく、人間の内面。ファンを魅了した元選手の野球人生に、改めてそう感じさせられた。 (相島聡司)

=2019/03/15付 西日本新聞朝刊=

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