豪雨被害7カ所使えず 筑後川河川敷の「リバーサイドパーク」 久留米市 [福岡県]

川沿いの遊歩道に流れ込んだ土砂や流木。現在は撤去されている=7月11日
川沿いの遊歩道に流れ込んだ土砂や流木。現在は撤去されている=7月11日
写真を見る
国道3号が通る久留米大橋近くに設置された利用不可を伝える看板
国道3号が通る久留米大橋近くに設置された利用不可を伝える看板
写真を見る

 久留米市内を流れる筑後川の河川敷に点在する「リバーサイドパーク」が、7月の九州豪雨の影響で一部利用できない状況が続いている。上流から流れ込んだ土砂や流木の撤去が進み、豪雨前の姿を取り戻しつつあるが、スポーツ大会の中止など影響も出ている。

 公園を管理する市都市公園管理センターによると、当時、パーク一帯も浸水し、サッカーやグラウンドゴルフなどができる広場の芝生がえぐられた。5日の筑後川花火大会の会場周辺を優先的に再整備に努めてきたが、全域復旧のめどは立っていないという。

 今のところ、広場は10カ所中7カ所、駐車場も15カ所中7カ所で利用できない。「既に利用の申し込みをしていた団体にはおわびした上で、日程や会場の変更をお願いしている」(担当者)という。

 ただ、9月に東櫛原地区で予定されていた「第33回久留米市近圏小学生ソフトボール大会」は、大分や長崎など県内外から約60チームが参加予定だったが、代替場所が見つからず、中止となった。主催する市ソフトボール協会の井上公徳事務局長(69)は「5年前の九州北部豪雨は何とか大会までに復旧が間に合ったが、今回はグラウンドのえぐれ方がさらにひどい。残念です」と嘆く。

 市公園緑化推進課によると、リバーサイドパークは1973年に着工し、現在は宮ノ陣地区で整備を進めている。全体で約70万平方メートルの広さがあり、野球場やテニス場、多目的広場などを備える。2016年度の利用者は21万3千人余りに上り、スポーツ大会のほか、市民の憩いの場となっている。

 広場や駐車場の利用の可否はセンターのホームページに掲載している。

=2017/08/11付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]