珠算1級3人が満点合格 久留米商高珠算・電卓部の馬場さん、三小田さん、友田さん 準備1カ月「成果出せた」 [福岡県]

満点合格を果たした(左から)馬場さん、三小田さん、友田さん
満点合格を果たした(左から)馬場さん、三小田さん、友田さん
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 昨年10月にあった珠算能力検定試験1級で、久留米市の久留米商高の珠算・電卓部に所属する3年三小田(さんこだ)萌美さん(18)、2年友田愛優(あゆ)さん(17)、1年馬場雛乃さん(15)の3人が、満点で合格した。1級の合格者2591人のうち、満点はわずか28人。3人同時の満点合格は部として初めてで、3人は「練習の成果を出すことができた」と喜んでいる。

 珠算検定は、日本商工会議所が年3回、実施している。昨年10月の1級試験は、全国で8777人が受験した。足し算や引き算をする見取り算、掛ける数と掛けられる数が計11桁になる掛け算、割る数と答えが計10桁になる割り算の計50問が出題され、試験時間は30分。300点満点のうち240点以上で合格となる。

 同校の珠算・電卓部は、28年連続で「全国高校珠算・電卓競技大会」に出場し、昨年は初の団体優勝を果たすなど、全国トップレベルの実力で知られる。三小田さんは優勝メンバーの1人だった。現在の部員は26人。約半数ずつが、珠算と電卓の技能向上にそれぞれ取り組んでいる。

 部では、既に1級を取得している部員を含め、満点合格への挑戦を勧めており、3人はいずれも1級を取得済みだったが、試験の約1カ月前から試験用の問題をこなして練習を重ねていた。満点合格に初めて挑戦した友田さんは「全問正解は難しいので達成感があります」、小学6年で1級を取得した馬場さんは「前回はぎりぎりの合格だったので、成長できたと思う」、2度目の挑戦だった三小田さんは「1度目は1問落として悔しかった。うれしい」と笑顔を見せた。

 3人には、日本商工会議所から記念の盾が贈られた。顧問の藤田美穂教諭は「部全体のレベルが上がってきた。満点合格が自信になって、大きな大会での活躍につながると思う」と手応えを語った。

=2018/02/14付 西日本新聞朝刊=

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