筑後地方の春近し [福岡県]

寒さが緩み、つぼみが開き始めた石橋文化センターの梅
寒さが緩み、つぼみが開き始めた石橋文化センターの梅
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みやま市山川町の青輝園で、小さな花を咲かせた盆栽梅
みやま市山川町の青輝園で、小さな花を咲かせた盆栽梅
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 筑後地方は14日、久留米市と大牟田市で最高気温が14度を超えるなど、3月上旬から中旬並みの暖かい一日となった。九州北部一帯で「春一番」が吹き、久留米市の石橋文化センター、みやま市山川町の「青輝園」といった梅の名所でも、つぼみが少しずつ開き始め、「春近し」を思わせた。福岡管区気象台によると、一時的に冷え込む日はあるが、春に向け、徐々に暖かさが増していくという。

 ■石橋文化センターで梅まつり ウオーキングやスイーツ登場

 久留米市野中町の石橋文化センターで毎年恒例の「梅まつり」が開かれている。園内の約140本の梅は例年より2週間ほど開花が遅れ、ようやく咲き始めた状態。2月下旬から3月上旬に見頃を迎える。3月4日までの期間中、カフェ「楽水亭」で梅を使ったケーキやせんべい、梅をイメージした「梅御膳」が味わえるほか、週末を中心にイベントが企画されている。

 石橋文化センターと梅の名所として知られる同市京町の梅林寺を往復する約9キロのウオーキングは2月25日に開催。午前9時から正午まで。市出身の洋画家、坂本繁二郎の生家や青木繁の旧居を巡りながら歩く。申し込みが必要で、先着順で100人程度の予定。石橋文化センター近くの久留米温泉の入浴券付きで参加料500円になっている。

 3月3、4日には、折り紙で梅の花を作る無料体験教室が開かれる。各日4回実施し、申し込み先着順。定員は各回10人。

 2月19、26日は休み。

 ■古民家に梅の香り100種類300鉢が並ぶ みやま市の青輝園

 みやま市山川町のお座敷梅林「青輝園」で、古民家の部屋に並べた盆栽梅が咲き始めている。現在は三分咲きになり、紅白やピンクの花とふくよかな香りが観覧者を楽しませている。

 青輝園によると、盆栽梅は約100種類、300鉢を展示。寒波の影響で例年より開花が10日ほど遅れているが、3月上旬ごろまで鑑賞できる見込み。

 同園の田中克治代表(63)は「美しい花と早春の雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。入園料500円(中学生以下無料)。

=2018/02/15付 西日本新聞朝刊=

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