小郡市初の認知症カフェ 月1回、ボランティアが運営 [福岡県]

誰もが気軽に集える場を目指す「三国カフェ」
誰もが気軽に集える場を目指す「三国カフェ」
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 西鉄三国が丘駅に直結する小郡市あすみ1丁目の地域交流スペースで月に1回、認知症の人や家族などが気軽に訪れることができる同市初の「認知症カフェ」がスタートした。名称は「三国カフェ」で、「自宅とはちょっと違う居心地のいい場所」を基本理念にボランティアたちが運営する。

 21日に開かれた第1回。ゆったりとした音楽が流れる中、お茶やコーヒー、菓子が無料で提供される。20席ほどの空間で、訪れた人は思い思いに語らい、くつろぐ。「飲み物は何にされますか」と語りかけるボランティアスタッフは公募で集まった約30人。取りまとめ役の三国小校区協働のまちづくり協議会の近藤忠義さん(78)は「カフェの運営は初めてだけど、健康な人も含めて、誰もが気軽に集える、憩いの場をつくりたい」と意気込む。

 普通のカフェと違うのは、高齢者総合相談窓口が設けられていること。普段、市内で介護相談などにあたる相談員が交代で待機する。しらさぎ苑在宅福祉センターの吉村百合さん(40)は「気軽に話しながら情報を提供し、困り事を軽減できたらいい」、弥生園在宅介護支援センターの上出佳子さん(44)は「高齢者向け福祉サービスの紹介に加え、脳トレーニングなどの介護予防も伝えられたら」と話す。

 今後、認知症についてのミニ講座なども検討していく。第2回は3月21日、第3回は4月18日、いずれも午前10時~午後4時。その後は原則第3水曜日を予定する。

=2018/02/28付 西日本新聞朝刊=

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