墓前に青木繁の句の看板 久留米市で除幕式 [福岡県]

立て看板の完成を記念して青木繁の墓に酒をかける久留米連合文化会の会員たち
立て看板の完成を記念して青木繁の墓に酒をかける久留米連合文化会の会員たち
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 久留米連合文化会は、久留米市出身の洋画家青木繁(1882~1911)の句を記した看板を制作し27日、青木の墓がある同市日吉町の順光寺で除幕式を開いた。かつての看板は朽ちて5年ほど前に撤去されており、設置を求める遺族の要望に応えた。

 看板は木製で縦25センチ、横36センチほど。青木が望郷の念を込めて詠んだ短歌「わが国は 筑紫の国や 白日別(しらひわけ) 母います国 櫨(はぜ)多き国」を紹介し、死の直前に姉妹に充てた遺書と思われる手紙の一文も記した。文字は同会書道部の会員が書いたという。

 木村清吾会長によると、以前の看板は墓建立と同時に備えられたとみられ、青木の功績が記されていたという。除幕式で、木村会長は「墓を訪れた人が青木画伯の素晴らしさを感じるきっかけになれば」と話した。

=2018/02/28付 西日本新聞朝刊=

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