高校生 嫩葉会の伝統今に 筑後地区の7校が演劇発表 17、18日、うきは市民ホール 将来は円形劇場活用も [福岡県]

発表会に向けて稽古を重ねる浮羽工業高の演劇部員たち
発表会に向けて稽古を重ねる浮羽工業高の演劇部員たち
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 筑後地区7高校の演劇部が集う「高校演劇うきは発表会」(うきは市文化事業実行委員会など主催)が17、18の両日、同市浮羽町朝田の市民ホールで開かれる。市では昨年末、日本初の農民劇団「嫩葉(わかば)会」(1923~28)の提案で造られた野外円形劇場を復元、今後どう活用していくか議論が進んでいる。関係者からは「発表会は演劇を志す若者が集う貴重な場。将来は円形劇場も活用できたら」という声も上がっている。

 高校演劇部が芝居を披露し、互いの作品について意見を交わす場として2007年から毎年3月と7月に開催。久留米大付設が全国高校総合文化祭で日本一に輝き、浮羽工と南筑が九州大会に同時出場するなど、筑後勢のレベルアップに貢献してきた。

 発表会の呼び掛け人でもある浮羽工演劇部顧問の相川孝二教諭は「オリジナルの脚本や1時間に及ぶ舞台など見どころは多い。一般の人に見てもらうことで生徒たちの励みにもなる」と来場を呼び掛ける。

 うきは市も当初から会場使用料を免除するなど支援を続ける。市文化事業実行委の白石朋美会長は「うきはには嫩葉会から続く演劇の伝統がある。芝居に打ち込む若者の姿は今も昔も人の心を打つ。会を通じて演劇を楽しむ人の輪を広げたい」と語る。

 日程、演目は次の通り。

 【17日】久留米商「僕たちの放課後」(午後0時半)▽久留米「手の中にひとつ」(午後1時45分)▽三井中央「奏(かなで)」(午後2時50分)

 【18日】浮羽工「親目線」(午前10時)▽明善「マッチ売りの少女」(午前11時5分)▽伝習館「ヴェニスの商人」(午後1時)▽南筑「青春少女」(午後2時15分)。入場無料。

=2018/03/14付 西日本新聞朝刊=

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