久留米中心街に46%が不満 17年度市の市民意識調査 駐車場、憩いの場、商店街の充実求める [福岡県]

市中心部のにぎわい創出を目的に建設された久留米シティプラザだが…
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 久留米市は、市民生活や行政施策に関する2017年度の市民意識調査の結果をまとめた。市が活性化を目指す中心市街地(西鉄久留米駅とJR久留米駅を含む)の現状について、満足、やや満足と回答した割合を合わせた「満足」は26・9%にとどまり、不満、やや不満を合わせた「不満」の46・1%を下回った。中心市街地の訪問目的は「買い物」が減り「食事・喫茶、飲み会(飲食)」が増えた。

 市民意識調査は1977年度に始まり、今回で41回目。昨年6~7月、市内の18歳以上の2千人に調査票を郵送し、1765人から回答を得た。中心市街地を含め、市への愛着や住みやすさ、安全安心のまちづくりなどを質問した。

 中心市街地の満足度は、満足2・9%、やや満足24・0%、やや不満27・9%、不満18・2%、分からない・無回答27・0%。男女別は、男性の「不満」が50・8%と多く、女性は男性より4・7ポイント多い29・1%が「満足」と答えた。性別・年代別でみると、女性の18~29歳だけ「満足」が「不満」を上回った。

 中心市街地を月1回以上、訪れる割合は53・3%で、同じ質問をした3年前の調査から微増。男女とも年齢が低いほど訪れる頻度が高く、女性の18~29歳は「月1回以上」が7割以上を占め、4人に1人が「ほぼ毎日」と回答。男性の30代以下でも「月1回以上」が6割を超えた。

 中心市街地の訪問目的(複数回答可)では、「買い物」が51・1%で最も高く、「飲食」が46・2%、「金融機関」が21・4%で続いた。09年度以降の調査で「買い物」は5割を超えているが、「飲食」が上昇して差が縮まっている。

 中心市街地に行く機会や滞在時間が増える取り組みを聞いた設問(複数回答可)は、「買い物や施設の利用に応じて無料となる駐車場の確保」が64・1%で最も高く、「品ぞろえが充実した魅力ある商店街作り」が54・3%、「オープンカフェや緑地など一息つける憩いの場の整備」が33・3%で続いた。

 調査結果は市のホームページに掲載している。

=2018/03/18付 西日本新聞朝刊=

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