筑後市立図書館に大臣賞 子どもの読書を推進 貸し出し冊数10年で倍増 [福岡県]

西田正治市長(中央)に受賞を報告した一ノ瀬留美館長(右から3人目)
西田正治市長(中央)に受賞を報告した一ノ瀬留美館長(右から3人目)
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 子どもや若い世代の読書活動に力を入れている筑後市立図書館(同市山ノ井)が、「子どもの読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣賞を受賞した。この10年で子どもの本の貸し出し冊数が2倍強まで増加したことなどが評価された。一ノ瀬留美館長は「市民による読書ボランティアの協力のおかげ」と話している。

 表彰式は「子ども読書の日」の23日、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)であり、全国の優秀実践校や団体・個人の計236件に文部科学大臣表彰が贈られた。図書館は全国の47館が受賞した。

 筑後市立図書館は、ボランティアによる「英語のお話し会」や小さな子どもを持つ母親向けの「ゆっくり読書タイム」「子育て世代への宅配サービス」などの独自サービスを充実。2006年度に約5万8千冊だった子どもの本(絵本や児童書、紙芝居)の貸し出しは、16年度には約13万冊に達した。

 26日に西田正治市長に受賞を報告した一ノ瀬館長は「小さい図書館ながら、みんなで知恵を出し合ったことが評価されました」とあいさつ。西田市長は「今後も子どもたちに一冊でも本を読ませてほしい」と述べた。

 筑後市立図書館は「子どもの読書週間」(5月12日まで)に合わせ、「スペシャルおはなし会」(12日午前11時から)、「図書館でボードゲーム」(同日午後2時から)、借りた本でビンゴゲームに挑戦する「ドクハdeビンゴ」(13日まで)を実施する。

=2018/04/28付 西日本新聞朝刊=

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