筑後川展望スポット再生 久留米市の篠山神社、寄付募り竹林伐採 [福岡県]

展望スポットからは筑後川や九州新幹線の鉄橋などが見渡せる
展望スポットからは筑後川や九州新幹線の鉄橋などが見渡せる
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 久留米市篠山町の久留米城本丸跡にある篠山神社(山田茂人宮司)の境内に、筑後川や脊振山系を見渡す展望スポットがお目見えした。竹林を伐採して視界を確保した。24日、関係者を招いて竣工(しゅんこう)式があった。

 展望スポットは境内の西側。山田宮司によると、以前は眺望が開けていたが、ここ20年ほどは竹やぶが生い茂って視界が遮られていた。参拝者からかつての眺望を懐かしむ声が寄せられたこともあり、寄付を募って昨年夏ごろ伐採に着手、植栽を整備した。

 この日は、寄付者や氏子ら約30人が出席して神事があり、旧久留米藩士で明治期に篠山神社の宮司を務めた武田巌雄が周辺の情景を詠んだ歌を刻んだ歌碑の除幕もあった。山田宮司は「参拝者が引き寄せられ、眺めを楽しむ姿をよく見かける。素晴らしい景観を取り戻すことができた」と喜んでいた。

=2018/05/25付 西日本新聞朝刊=

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