筑後広域公園に体験エリア 花畑や登り窯…住民ら完成祝う [福岡県]

筑後船小屋駅(奥)の前に広がる花畑
筑後船小屋駅(奥)の前に広がる花畑
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開園を記念して幸若舞を舞台で披露
開園を記念して幸若舞を舞台で披露
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 筑後市とみやま市にまたがる筑後広域公園に「体験エリア」が完成し27日、開園式典があった。県や地元の関係者など約150人が参加、みやま市瀬高町に伝わる「幸若舞」(国指定重要無形民俗文化財)の奉納もあり、新たな名所の誕生を祝った。

 体験エリアは、九州新幹線筑後船小屋駅前にある九州芸文館の南東側に位置し、広さは約19ヘクタール。芝生広場や3種類の茶を栽培する茶畑、四季折々の花が咲く花畑が広がり、筑後地域の自然が体感できる。水路から水を引いたカキツバタ・ショウブ園は、広さ2万2600平方メートルと西日本最大級の湿地園となっている。

 体験講座などで活用する登り窯は、筑後市井田で「花宗焼」を開く陶芸家の吉武和美さん(70)方から移設した。事業費は約40億円。

 式典では小川洋知事が「カキツバタなど四季折々の花でおもてなしします。今後も筑後地域活性化のため、整備を進めていきたい」とあいさつ。地元の小学生も参加し、ヤマボウシの木を植樹した。

 筑後広域公園は「豊かさを体感できる公園」をテーマに、1995年度から整備に着手。これまで川の駅船小屋恋ぼたるがあるエントランスエリア、体育館や野球場のあるスポーツエリアがオープンしており、今回のエリアを含めた広さは約83ヘクタールとなる。

=2018/05/28付 西日本新聞朝刊=

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