「ドリームスエフエム放送」開局20周年 記念企画、同窓会を無料告知 [福岡県]

開局20周年プロジェクトを紹介するチラシを手にする熊手彩人社長
開局20周年プロジェクトを紹介するチラシを手にする熊手彩人社長
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 筑後地区と佐賀県東部が放送エリアのコミュニティーラジオ局「ドリームスエフエム放送」が今年12月、開局20周年を迎える。自主制作の音楽番組では楽曲を通してリスナーを勇気づけたり、癒やしたり…。豪雨時には避難所開設などの防災情報を流したりと「地域密着の市民放送局」を掲げてきた。節目の年を迎え、現在「まちに夢をひろげようプロジェクト企画」を展開中。第1弾として学校の同窓会開催を無料で告知できる「同窓会声かけラジオ」を実施している。

 同局は久留米市などの自治体や地場企業が出資して1998年6月に設立し、同12月から放送を始めた。「ラジオ放送に携わった人材がおらず、ゼロからのスタートでした」。設立に関わった4代目社長の熊手彩人さん(49)は振り返る。スタッフ総出で番組のスポンサー集めに奔走したほか、放送用CDを市内のCD店から譲り受けるなど「地域に育ててもらいました」と熊手さん。

 現在、従業員14人で月~土曜に自主制作番組を放送する。平日早朝にはニュースやイベント情報、午後や夕方にはパーソナリティーが地域に足を運んで最新情報を発信。プロ野球福岡ソフトバンクホークスのファーム情報コーナーや西日本新聞筑後版の記事を本紙記者が解説する「ちっごバンキシャリポート」もある。各コーナーの合間の音楽は地元出身アーティストの楽曲を中心に選曲している。

 また、災害時の緊急放送にも力を入れており、昨年夏の九州豪雨では久留米市と連携して交通状況や避難所情報を伝えた。

 開局20周年プロジェクトの「同窓会声かけラジオ」は放送時間10分。今後、市民による自主制作も検討しているという。熊手さんは「市民に登場してもらうのが番組全体のコンセプト。この先も地域や市民のニーズに応えた番組を手掛けていきたい」と意気込む。

=2018/06/18付 西日本新聞朝刊=

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