噴火被害のハワイにうきはから千羽鶴 宇宙飛行士オニヅカさんの縁 顕彰団体が呼び掛け [福岡県]

キラウエア火山の沈静化や復興を願って千羽鶴を折るウキハコの来館者たち
キラウエア火山の沈静化や復興を願って千羽鶴を折るウキハコの来館者たち
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 米ハワイ州ハワイ島のキラウエア火山で大規模な噴火活動が続いていることを受け、うきは市浮羽町山北の観光拠点施設「ウキハコ」で、沈静化や復興を願った千羽鶴作りが続いている。ハワイ島生まれで、祖父母がうきは市出身の宇宙飛行士エリソン・オニヅカさんを顕彰する市民団体などが企画した。7月末まで来館者に協力を呼び掛け、在福岡米国領事館(福岡市)を通じて現地に届ける。

 オニヅカさんはハワイ移民3世。1985年1月、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し日系人初の宇宙飛行士となったが、翌年の「チャレンジャー」爆発で、同乗の6人とともに39歳で亡くなった。

 企画したのは地元の「エリソン・鬼塚氏を後世に語り継ぐ実行委員会」(堀万治委員長)と「うきは夢酔(むすい)塾」(関健児塾長)。関塾長によると、キラウエア火山は5月3日に噴火を始めて以降、溶岩は2千ヘクタール以上に広がり、一部地域では海にまで達し、住民生活などに影響が出ているという。

 千羽鶴作りは浮羽、吉井の両中学校にも呼び掛けており、関塾長は「今年は日本からハワイへの移民が始まって150年の節目でもあり、あらためて両国、両地域の絆を強める機会になれば」と話している。

=2018/07/04付 西日本新聞朝刊=

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