若者視点で「観光まちづくり」 小郡市と福岡女学院大が協定 「歴史学び伝えることを誇りに」 [福岡県]

小郡市を訪れた感想を述べる学生たち
小郡市を訪れた感想を述べる学生たち
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 小郡市と福岡女学院大(福岡市南区、阿久戸光晴学長)は、「観光まちづくり」について協定書を結んだ。学生は文化財や観光の取り組みなどを学ぶ一方、小郡市は学生のレポートやアンケートを通して、若者の視点をまちづくりに生かす。

 協定に基づく授業は4月から始まっており、5月には学生たちが「七夕神社=媛社(ひめこそ)神社=」「如意輪寺」など市内の文化財や観光スポットをたどった。10日にあった協定の調印式後、学生たちと加地良光市長ら市関係者との意見交換があった。学生たちは自分の住む町と比べながら、地域の文化資源の生かし方を考えた。

 「糸島市では、従来の文化資源に流行のスポットを上乗せする形で集客している。小郡は元々の文化資源を生かそうとしている」「大牟田では地元の小学生が世界文化遺産をガイドしてくれる。歴史を学ぶだけでなく、伝えることで地元に誇りを持てる」-。学生たちの意見や指摘に、加地市長は「自分の町を大切に思う熱量が、自然と外の人にも伝わるのが大事。工夫もうまくかけ合わせたい」と受け止めていた。

 授業では今後、学生の意見を交えた提案書をつくり、市の観光施策の参考として提出する。

=2018/07/20付 西日本新聞朝刊=

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