久留米広域消防と大川市消防 来年4月統合4市2町管轄 [福岡県]

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 久留米、うきは、小郡、大刀洗、大木の3市2町を管轄する久留米広域消防本部は来年4月、大川市消防本部と統合する。大川市を含む4市2町でつくる久留米広域市町村圏事務組合の協議がまとまり、このほど合意した。管轄する人口は約45万6千人で、福岡市消防局、北九州市消防局に次ぐ県内3番目の規模。

 統合後の名称は「久留米広域消防本部」のまま。人口のほか管轄する面積、職員定数も467平方キロ、429人にそれぞれ拡大する。統合により、初動態勢の強化や現場到着時間の短縮▽業務の高度化と専門性の向上▽財政規模の拡大に伴う資機材の充実-などのメリットが見込まれる。

 久留米広域消防本部は2009年4月に発足した。消防業務を担う広域市町村圏事務組合の枠組みに大川市も当初から入っていたが、同市は119番の指令システムを更新したばかりで数億円の債務があったため、統合を見合わせたという。

 同組合は昨年8月、統合に向け4市2町の首長でつくる広域化推進協議会を設置。職員の給与や福利厚生などの事項を調整した上で、7月に最終合意に至った。今後は4市2町がそれぞれ、事務組合の規約を変更する関連議案を12月定例議会に提出し、議決を得る必要がある。

 総務省消防庁は、2024年4月までに複数の消防本部を統合して広域化するよう全国の消防本部に求めているが、筑後地区では筑後、柳川、みやま、大牟田の4市は市単独のまま。大牟田市消防本部によると、具体的な統合の話はないという。

=2018/09/14付 西日本新聞朝刊=

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