筑後川の特産品ブランド認定へ 市民投票32商品ノミネート 久留米絣の肌着、化粧品… [福岡県]

パンフレットを手に投票を呼び掛ける実行委のメンバー
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PR動画の撮影で商品を紹介する大石竜矢さん(左)
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 食品や工芸品などを市民投票でブランド認定する「第3回筑後川ブランド大会」の投票が始まった。筑後川流域の地域資源を生かした商品を発掘しようと、久留米大経済社会研究所が企画。学生たちが製造現場に足を運んで厳選した32商品がノミネートされており、11月25日に久留米市で実施する「総選挙」まで投票を受け付けている。

 事務局によると、ノミネート商品は農産物を原料にした加工品15商品▽久留米絣(がすり)の肌着やイ草マット、化粧品など日用品11商品▽あんどんや家具など工芸品6商品。「地域文化の継承、発信に寄与しているか」「地域資源を活用した創造的な取り組みか」などを基準に選考したという。

 約30人の学生たちが春先から事業所や工場などを訪問し、作り手の思いを肌で感じてきた。このうち、経済学部3年の大石竜矢さん(21)はバッグ製造の作業所を訪ね、大会ホームページで紹介するPR動画を撮影した。「商品の魅力をしっかりと伝えたい」

 第1、2回大会は企業の協賛金で運営を賄ってきたが、賛同者を広く募ろうと、今回はインターネット上のクラウドファンディングで資金調達。寄付額は3千円~5万円で、金額に応じて過去の認定商品を返礼品として贈る。同学部の藤谷岳准教授は「地域の産品をどう守るか。学生には地域と一緒に考えてほしい」と期待する。

 総選挙は11月25日正午から、久留米シティプラザ六角堂広場で開催。全ノミネート商品が勢ぞろいし投票してもらうほか、試食や販売もある。当日まで流域の道の駅やインターネットで投票を受け付けている。事務局=chikugogawabrand@gmail.com

=2018/10/24付 西日本新聞朝刊=

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