西鉄久留米駅前の市営駐輪場 1ヵ月無料化の社会実験へ 放置自転車対策 [福岡県]

放置自転車が目立つ西鉄久留米駅東口の広場
放置自転車が目立つ西鉄久留米駅東口の広場
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 久留米市は16日から1カ月間、西鉄久留米駅(同市東町)に隣接する市営駐輪場2カ所を無料化する社会実験を実施する。同駅周辺は条例に基づく自転車放置禁止区域。市によると駅東口広場は、多い時間帯には約600台の自転車が放置され、市民から「通行の妨げとなり、景観も損なう」との声が寄せられているという。

 社会実験で無料化するのは、駅西口に面する東町地下駐輪場(2004台)と高架下駐輪場(276台)。期間中は、通常の「3時間無料、1日100円」が終日無料となる。

 東町地下駐輪場は上下2段式で使い勝手が悪かったため、設備を一部撤去し、約150台分の平置きスペースを確保。高齢者や子ども連れに優先的に使用してもらう。

 市によると、駐輪場の料金収入は年間約2250万円で、維持管理費は約4千万円。期間中、エリアごとの放置自転車の台数や放置時間、駐輪場の利用状況を調べ、無料化の効果を検証する。

 アンケートでは、駐輪場を利用しない理由に「料金の支払いに時間が取られる」「お金を払いたくない」との回答もあったことから、市は現在3~4割にとどまる駐輪場の稼働率改善を期待している。

=2018/11/05付 西日本新聞朝刊=

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