晩秋彩るハゼ並木 久留米市山本町 散策の家族連れでにぎわう [福岡県]

赤く色づいた「柳坂曽根の櫨並木」
赤く色づいた「柳坂曽根の櫨並木」
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 久留米市山本町豊田の県指定天然記念物「柳坂曽根(やなぎさかそね)の櫨(はぜ)並木」が赤く色づき、晩秋の耳納山麓に彩りを添えている。25日は沿道に露店が立ち並び、散策を楽しむ家族連れでにぎわった。

 並木は約1・1キロに約200本が現存する。約250年前に灯明用のろうの原料として久留米藩が植えた。戦後はろうの需要がなくなり、数を減らした。

 管理する地元保存会によると、残るハゼノキも老木となり、病虫害や温暖化の影響で10年ほど前から色づきが悪く、紅葉前に落葉するようになったという。日比生正己会長(70)は「今年も色づく前に多くの葉が落ちてしまった。ハゼノキが弱らないようにできることをしていきたい」と話していた。

=2018/11/26付 西日本新聞朝刊=

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