平成最後の新年動き出す [福岡県]

子どもをかむまねをして、厄をはらう獅子頭
子どもをかむまねをして、厄をはらう獅子頭
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高良大社境内でおみくじを結ぶ初詣客
高良大社境内でおみくじを結ぶ初詣客
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福袋を買い求める客でにぎわう岩田屋久留米店
福袋を買い求める客でにぎわう岩田屋久留米店
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 新しい年を迎えた筑後地区。各地の寺社は1年間の健康や幸福を願う参拝客でにぎわい、百貨店などの商業施設は福袋目当ての買い物客が列をなした。5月には改元も行われる。新時代への期待を胸に、人々は動きだした。

■初詣 開運祈る 高良大社

 久留米市御井町の高良大社では大みそかの夜から大勢の参拝客が訪れ、新年の無病息災や開運を祈った。

 1日、本殿前は初詣客の長蛇の列ができ、おみくじや福引、縁起物を買い求める人でにぎわった。太鼓の奉納などもあった。

 地元保存会による「高良山獅子舞」も披露された。獅子頭が参拝客の頭部をかむまねをして、「カン、カン」と2度、歯を打ち鳴らして厄をはらった。

 同市高良内町の福寿美香さん(44)は「元日に来たのは初めて。家族の健康を祈りました」と話した。

■初売り 福袋に行列 岩田屋久留米

 2日が初売りだった岩田屋久留米店(久留米市天神町)では、開店時刻の午前10時前から本館と新館に計約1200人の列ができ、店側は20分早めて開店した。

 店によると、買い物客のお目当ては福袋で、テナント分も含めて約1万2千個を用意したという。

 3月に閉鎖が決まっている新館は例年より多い客が詰め掛け、和洋菓子店の福袋や紳士服売り場の福袋はいずれも30分以内に売り切れた。高級肉やトラフグとタラバガニの福袋(各1万800円)をはじめ、食料品の福袋もよく売れた。

 母親と2人で午前8時半ごろから入り口に並んだという同市東町の薬剤師女性(26)は「平成最後の福袋と思ってついつい買い過ぎました」と笑顔で語り、両手いっぱいに洋服やバッグ、菓子の袋を下げていた。

 店の担当者は「食品の福袋に人気が集中した。必要なものだけ無駄なく買いたいという消費者心理がうかがえる」と話した。

=2019/01/03付 西日本新聞朝刊=

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