研究や修復“舞台裏”にも光 「コレクションing」展開幕 久留米市美術館 [福岡県]

久留米市出身の吉田博「奔流」(左)や鹿児島市出身の黒田清輝「杣(そま)」など九州ゆかりの名品が並ぶ
久留米市出身の吉田博「奔流」(左)や鹿児島市出身の黒田清輝「杣(そま)」など九州ゆかりの名品が並ぶ
写真を見る
石橋財団から新たに寄託された青木繁「天平時代」(右)
石橋財団から新たに寄託された青木繁「天平時代」(右)
写真を見る

 久留米市美術館(久留米市野中町)で19日、同館の新収蔵作品や石橋財団(東京)からの寄託作品などを紹介する収蔵品展「コレクションing きょうも活動中」が開幕した。3月24日まで。

 「コレクションing」は昨年2月に初開催した収蔵品展の第2弾。同館の全所蔵作品は59件にとどまり、現在進行形でコレクションを広げているという意味を「ing」に込めている。

 今回は研究や修復など美術館活動の“舞台裏”に光を当て、間もなく修復を控える作品や、変色を除去し描かれた当時の色彩を取り戻した作品などを展示している。

 また、新収蔵の高島野十郎「静物」や新たに寄託された青木繁「天平時代」など、九州ゆかりの画家による近代洋画の名品が並ぶ。森智志学芸員は「新たに加わった作品と、作品を大切に収蔵している背景も楽しんでもらえたら」と話す。

 約100点を展示。一般500円、65歳以上と大学生300円、高校生以下無料。月曜休館。同美術館=0942(39)1131。

=2019/01/20付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]