「広報くるめ」県審査会1位 「ものづくり大国の意地」特集に高評価 全国広報コンクールへ [福岡県]

全国広報コンクールへの推薦が決まった「広報くるめ」2018年11月15日号
全国広報コンクールへの推薦が決まった「広報くるめ」2018年11月15日号
写真を見る
取材と執筆を担当した秋山太さん
取材と執筆を担当した秋山太さん
写真を見る

 久留米市の広報誌「広報くるめ」の昨年11月15日号が、県広報連絡会審査会広報紙部門で1位に輝き、全国広報コンクールに推薦された。ブリヂストン、アサヒシューズ、ムーンスターのゴム3社の歩みを取り上げた巻頭特集「ものづくり大国の意地」が高く評価された。

 県広報連絡会審査会は「広報紙」「ウェブサイト」「広報写真」「映像」「広報企画」の5部門があり、県内の自治体が各部門に応募する。今年は広報紙部門に県内24市町から応募があり、専門家による審査を経て、上位2点(久留米市と糸島市)の全国コンクール推薦が決まった。広報紙部門で久留米市が全国に進むのは初めて。

 巻頭特集は通常4ページだが、今回の「ものづくり大国の意地」は10ページ。ゴム3社の成り立ちやものづくりに懸ける創業者の思いに始まり、アイスクリーム「あいすまんじゅう」で知られる「丸永製菓」、ゴム手袋大手の「東和コーポレーション」、産業用製氷機製造の「アイスマン」を紹介。江戸後期から明治にかけて活躍した東芝創業者の田中久重や、久留米絣(がすり)を考案した井上伝の功績も盛り込んだ。

 審査員の講評で「ものづくり大国を自負し、その情熱、郷土愛をたたえながら、それを理性的に整理した」「ものづくりの歴史を丁寧に振り返りながら、現在活躍する地元企業の紹介もあり、読み応えがあった」などと評価された。

 取材執筆を担当した市広報戦略課の秋山太さん(40)は「幅広い業種のものづくり企業が久留米に集積し、根付いている。広報くるめが外部から高い評価を受けたことを市民に報告できてうれしい」と喜ぶ。

 全国コンクールの結果は4月ごろに発表される見通し。広報くるめは、大善寺玉垂宮(たまたれぐう)の火祭り「鬼夜(おによ)」を撮影した写真が2010年の写真部門で全国3席になった。

=2019/02/14付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]