篠崎さん、のど自慢日本一 柳川市の理学療法士 「地域に歌で元気届けたい」 [福岡県]

柳川市役所で「花になれ」を熱唱する篠崎大輔さん
柳川市役所で「花になれ」を熱唱する篠崎大輔さん
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 「NHKのど自慢」のチャンピオン大会2019(2日放送)で、柳川市三橋町江曲の理学療法士篠崎大輔さん(28)がグランドチャンピオンに輝いた。大会は18年に放送された全国各地ののど自慢優勝者の中から13人が出場。篠崎さんは透明感あふれる声で歌い、審査員から「伝わるのは一に優しさ、二に優しさ。歌に人柄がにじみ出ている」と評価された。

 篠崎さんは昨年1月、出身地の佐賀県伊万里市で開かれたのど自慢でチャンピオンとなった。チャンピオン大会では、伊万里大会と同じ指田フミヤさんの「花になれ」を披露。脚が悪くNHKホール(東京)に駆けつけられなかった祖母の幸子さん(86)=伊万里市=を思い、歌い上げたという。

 本格的に歌に取り組んだのは、16年の古賀政男記念大川音楽祭で優秀賞を獲得したことがきっかけ。その後、研さんを重ね、地域イベントのステージに立つ。176センチ、110キロと大柄だが、歌声は繊細。「歌手の平井堅さんに似ていると言われます」と篠崎さん。

 柳川リハビリテーション病院(柳川市上宮永町)に勤務しており、放送を見た多くの患者が喜んでくれたという。8日、市役所で金子健次市長に受賞を報告した篠崎さんは「心を込める、という点で歌とリハビリのお手伝いは似ている。これからも地域に根差した音楽活動を続け、歌で元気を届けたい」と話した。

=2019/03/09付 西日本新聞朝刊=

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