市民の意向再度把握 市議会が庁舎解体予算案削除へ 大牟田市長「基本方針は最善策」 [福岡県]

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 大牟田市庁舎本館の解体を盛り込んだ市基本方針を巡り、18日、市議会で関連予算案が削除される見通しとなった。中尾昌弘市長は記者団の取材に応じ「基本方針は最善の策」との考えを強調、今後も市民の理解を求めていくとした上で「何らかの形で最終的な市民の意向は把握しないといけない」と述べた。一問一答の要旨は次の通り。

 -修正への受け止めは。

 「非常に残念に思う」

 -今後の進め方は。

 「国の有利な財政措置制度の活用は(期限があるため)絶望的になった。災害に対する機能、分かりやすいサービス拠点機能を早く整備するという点は変わらない。しかし市民の理解を得なければ何にもならない。具体的には考えていないが、理解を得るために丁寧に進めていきたい。総務省には有利な財政措置制度の延長を求めていきたい」

 -基本方針の見直しは。

 「市民の将来を考え、最善の策だと思っているので、まずは理解を得るよう努める。その上で何らかの方法で市民の意をくむ作業が必要だが、なおもこの基本方針では駄目だという結論が出たならば、間違いなく変更せざるを得ない」

 -市民アンケートを再び実施する考えは。

 「市民の意向をくみ取る上で、アンケートも一つの選択肢。説明会を十分行い、理解を得て(市民の)意のあるところを量っていく作業が必要。そうした環境整備をやらないと議会の納得が得られない」

 -アンケートをやる場合はどのようにやるか。

 「資料でいろいろと説明した上でないと、回答しにくいと思う。(片方に)誘導しているとの議論になりがちなので、やり方は非常に難しい」
-次回の6月定例会に予算案を再提案するか。

 「時間的に無理。早くて9月議会になる」

=2019/03/19付 西日本新聞朝刊=

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