岩田屋久留米の新館閉館 買い物客「駅前が寂しくなる」 [福岡県]

閉店時間となり、扉の前で来店客に感謝を込めて頭を下げる従業員=21日午後7時15分ごろ、岩田屋久留米店新館
閉店時間となり、扉の前で来店客に感謝を込めて頭を下げる従業員=21日午後7時15分ごろ、岩田屋久留米店新館
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 久留米市の西鉄久留米駅前で35年間営業してきた岩田屋久留米店の新館が21日、閉店した。本館はショップを入れ替えながら営業を続けるとしているが、新館前には午前10時の開店前から約200人の列ができ、買い物客から「駅前が寂しくなるね」と閉館を惜しむ声が聞かれた。

 新館で食器を買った同市長門石町の中原安子さん(80)は「週に1度は岩田屋に来る。新館がなくなると活気もなくなる」。太宰府市の品川みゆきさん(35)は「幼い頃は祖父母に連れられて、高校時代は学校帰りに立ち寄った。寂しくなる」と話した。

 開店時、原一征店長(53)は新館の入り口で、買い物客一人一人を出迎えた。「これまでの感謝を込めた。これからは本館で弾みを付けて頑張りたい。気軽に立ち寄れる新しい百貨店を目指す」と話していた。

 新館は「千歳プラザ東館」(地下3階、地上9階)の1~4階に入居していたが、閉館後の床利用は決まっていない。5~9階のハイネスホテル久留米と地下1階の専門店街「ビープラ」は営業を続ける。

=2019/03/22付 西日本新聞朝刊=

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