お盆入り、家族で墓参り 飯塚市・如水窯で「初盆会」も [福岡県]

飯塚市庄司の飯塚霊園で、先祖の墓に手を合わせる人たち
飯塚市庄司の飯塚霊園で、先祖の墓に手を合わせる人たち
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二宮さんのパネルを前に笑顔で思い出を語る岸田直之さん(右)たち
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 盆入りの13日、筑豊地区の霊園や寺院には、お墓参りに多くの人が訪れた。飯塚市庄司の飯塚霊園でも、家族で墓を掃除し、手を合わせる人たちが見られた。飯塚市の長野嘉宣さん(51)は、長野市から帰省した孫たちと先祖の墓の手入れをした。「家族に来てもらって、(故人も)喜んでいると思う」と話した。

 同市八木山の如水(にょすい)窯では、1月に51歳で急逝した窯元の二宮教さんの「初盆会」があった。二宮さんと親交があった仲間たちが訪れ、作業場に設置された祭壇に手を合わせたり、5月に同市の嘉穂劇場で行われた二宮さんをしのぶ「大縁会」のDVD映像を眺めたりしながら、思い出話に花を咲かせた。持ち前の“強引さ”で人と人をつなぐことが得意だった二宮さん。二宮さんがPTA会長を務めた小学校の教員だった伊藤千津子さん(48)は「大きな心でみんなを包み込む人だった」と懐かしんだ。

 如水窯では14日午後7時から、敷地内の駐車場で盆踊りを開催。地域の人たちが作った「安鎮音頭」を披露する。また、10月4日はお月見会も例年通り実施する。二宮さんが亡くなる直前に窯の維持管理を託された岸田直之さん(38)は「みんなが集う場所として守っていきます」とほほえんだ。

=2017/08/14付 西日本新聞朝刊=

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