遠賀川水系でサケ確認 2年ぶり、遠賀町の用水路 [福岡県]

遠賀町の農業用水路で見つかったサケ(遠賀町青少年育成町民会議提供)
遠賀町の農業用水路で見つかったサケ(遠賀町青少年育成町民会議提供)
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 国土交通省遠賀川河川事務所(直方市)は4日、遠賀川水系の西川に流入する遠賀町松の本の農業用水路でサケ1匹が見つかったと発表した。遠賀川水系でサケが確認されたのは2015年12月以来、2年ぶり。13日、嘉麻市大隈の鮭(さけ)神社で開かれる「献鮭祭(けんけいさい)」に奉納される予定。

 事務所によると、サケは全長67センチ、重さ2・4キロの雌。2日午前11時ごろ、遠賀川河口から約6キロに位置する水深約10センチの用水路で、サケが「バシャバシャ」と音を立てて泳いでいるのを近くに住む男性が見つけ捕らえた。サケは捕獲後に死んだ。

 遠賀川流域の川では、毎年20カ所以上でサケの稚魚の放流が行われており、遠賀町でも地元の遠賀町青少年育成町民会議(瀬井公子会長)が今年までに22回放流している。瀬井会長は「生きているサケを初めて見て感動した。これを機に河川環境問題や命の大切さへの理解が深まれば」と話している。

=2017/12/06付 西日本新聞朝刊=

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