九州豪雨被災の東峰村児童 人工芝スキー楽しむ 飯塚市 [福岡県]

サンビレッジ茜で芝スキーを楽しむ東峰学園の児童たち
サンビレッジ茜で芝スキーを楽しむ東峰学園の児童たち
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 7月の九州豪雨で被災した東峰村の小中一貫校「東峰学園」の児童や保護者ら計40人が27日、飯塚市山口の人工芝スキー場「サンビレッジ茜」で、芝スキーを体験した。長さ280メートル、幅40メートルのゲレンデを転びながら滑った児童は「村では体験できないことで面白かった」と笑みを浮かべた。

 同村は豪雨で、3人が死亡した。村内は川の氾濫や流木によって道路が寸断され、電気、水道、電話が使えなくなった。同学園では児童、生徒、教職員が校舎で一夜を過ごした。

 被災を知った同スキー場側が「子どもに元気を出してほしい」と、筑穂ライオンズクラブと県スキー連盟の協力を得て企画。送迎バスでスキー場に着いた児童たちは、公認指導員から滑り方や止まり方を学び、緑のゲレンデを楽しんだ。

 2年の太田悠花さん(8)は「初めてだったけど、楽しめた。東峰村のことを思ってくれる人がいることに感謝したいです」と述べ、森本精造理事長は「少しでも楽しんでもらえればうれしい。村の将来を担う子どもたちには頑張ってほしい」とエールを送った。

=2017/12/28付 西日本新聞朝刊=

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