和楽団ジャパンマーベラス 県文化賞受賞を報告 飯塚市役所 [福岡県]

片峯誠市長(左から2人目)に県文化賞受賞を報告した「和楽団ジャパンマーベラス」のメンバーたち
片峯誠市長(左から2人目)に県文化賞受賞を報告した「和楽団ジャパンマーベラス」のメンバーたち
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 飯塚市と福岡市を拠点に活動する和太鼓演奏集団「和楽団ジャパンマーベラス」の西口勝団長(35)などメンバー4人が26日、飯塚市役所を訪れ、片峯誠市長に県文化賞(奨励部門)の受賞を報告した。

 炭鉱事故で亡くなった犠牲者を弔うために生まれた「川筋太鼓」を伝承する川筋太鼓保存会(小田幸久会長)が1956年に発足し、西口団長ら若手メンバーが独立して2009年にマーベラスを結成した。

 マーベラスは現在、正メンバー6人、準メンバー3人を中心に小中学校で年間100回程公演しているほか、昨年10月には宗像市で開かれた全国豊かな海づくり大会の開会式で演奏。海外公演も重ね、国内外で活躍している。

 保存会には幼児から70代まで筑豊内外の約200人が所属しており、マーベラスのメンバーが福岡市と飯塚市の練習場で週に1回指導している。

 楽曲は数十曲あり、川筋気質を表現した「川筋あばれ打ち」では、太鼓の両面を2人で荒々しくたたき、バチをツルハシに見立てて石炭を掘る姿をイメージするなど、創作太鼓を現代風にアレンジしているという。

 副団長の吉田梨沙さん(28)は「受賞を自信に変えて和太鼓を日本全国、世界各国に広められるようがんばりたい」。西口団長は「太鼓の波動や空気感を生で見て感じてほしい」と語った。

=2018/02/28付 西日本新聞朝刊=

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