飯塚市に音楽大を 設立の会説明会開く 市民ら積極的に質問 [福岡県]

飯塚市役所で行われた「福岡音楽大学設立の会」による説明会
飯塚市役所で行われた「福岡音楽大学設立の会」による説明会
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 飯塚市内での音楽大の設立を提唱する「福岡音楽大学設立の会」(松尾新吾会長)が3日、飯塚市役所で事業概要説明会を開いた。教育関係者や市民ら65人が訪れ、積極的に質問をした。同会は2月6日に市へ要望書を提出し、片峯誠市長も「積極的に検討する」と述べた。同会は今後、市民らの声も反映させた基本構想を策定し、2023年4月の飯塚市での開学を目指して活動を加速させる。

 同会が目指す音楽大の規模は1学年150人、学生総数600人で「ピアノ科」など演奏学科のほか、音楽制作を学ぶ「メディア音楽科」などを計画。(1)地域交流・施設開放(2)地域の小中学校との連携(3)街のにぎわいと回遊性創出-の音楽大としての“地元貢献”も掲げている。説明会では、出席者から「18歳人口が減る中で、どう学生を確保していくのか」「大学を卒業しても九州では仕事が少ないのではないか」などの質問があった。

 文部科学省によると、一般的な大学新設のスケジュールは、申請から認可までに約10カ月間を要し、審議会による審査項目は教育課程や教員組織、施設・設備など多岐にわたる。構想段階から開学までには2~3年かかるという。この日の説明会では、出席者から「目標の開学時期に間に合わせるためにも迅速に進めてほしい」との要望も上がった。

=2018/03/04付 西日本新聞朝刊=

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