鞍手町議会が予算案否決 町長の行政運営を批判 新年度当初案 [福岡県]

 鞍手町議会(星正彦議長、13人)は23日、3月定例会の最終本会議を開き、総額77億6915万円の2018年度一般会計当初予算案を否決した。今月末で内科常勤医師6人全員が退職する地方独立行政法人「くらて病院」の運営を巡り、徳島真次町長と「町長の逸脱した権限行使があった」と責任を問う議会の対立が深まっており、不信感が背景にあるとみられる。

 本会議では、当初予算案への反対意見として「(昨年12月の)辞職勧告を真剣に受け止めていない」「度重なる不適当な発言で議会を軽視し、自分本位の行政運営を行った」など町長への批判が相次いだ。予算案の中身に関する意見はなかった。採決の結果、議長を除く反対7、賛成5の賛成少数で否決した。

 本会議終了後、徳島町長は取材に対し、「否決され残念。町民に迷惑が掛からないよう町政運営をやっていく」と述べた。3月末までに人件費など義務的経費中心の暫定予算を組み、臨時会に提案する考え。町議会は27日の議会運営委員会で日程を調整する。

=2018/03/24付 西日本新聞朝刊=

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