400キロの神輿担ぎ、急勾配の石段駆け上がる 英彦山神宮で「お上り」 [福岡県]

息を切らしながら約400キロの神輿を担ぎ、急こう配の石段を駆け上がる氏子たち
息を切らしながら約400キロの神輿を担ぎ、急こう配の石段を駆け上がる氏子たち
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 添田町の英彦山神宮で15日、神輿(みこし)3基がお旅所から還御する「お上り」が営まれた。約400人(同神宮発表)の見物客が見守る中、神輿を担いだ白法被姿の氏子たちは約800メートルの石段を踏みしめ、主殿の奉幣殿を目指した。

 国指定重要文化財の「銅(かね)の鳥居」近くのお旅所前で神事の後、午後2時からお上りがスタート。重さ400キロを超える神輿3基は、氏子や地域住民などそれぞれ20人に担がれ、次々と勾配のある参道を上り、約1時間後、無事奉幣殿に到着した。

 9回目の参加となった同町職員の竹村幸司さん(37)は「お上りは2年ぶり。無事にお宮に返そうという思いで担いだ。地元の祭りを広く伝えるために今後も絶やさず続けたい」。高千穂秀敏宮司は「今年のお上りは好天に恵まれてよかった。豊作は間違いなしです」と話した。

 田川地域では今後、ゴールデンウイーク(GW)を経て5月下旬まで、30を超える神幸祭が次々と行われる。

=2018/04/16付 西日本新聞朝刊=

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