「炭鉱王」堀三太郎の築120年の蔵 展示室にリニューアル 直方歳時館が利用呼び掛け [福岡県]

しっくいの壁が特徴の直方歳時館の蔵
しっくいの壁が特徴の直方歳時館の蔵
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蔵の内部は白い壁や大きな梁が目を引く展示室となる
蔵の内部は白い壁や大きな梁が目を引く展示室となる
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 直方市は、市の生涯学習施設「直方歳時館」の蔵を改装し、常設の展示室として活用する。同館は「筑豊の五大炭鉱王」の一人と称された堀三太郎の旧邸で、蔵も含め1898年に建てられた。同館は「120年の時を感じさせ、従来とは雰囲気が異なる展示室を利用してほしい」と呼び掛けている。

 直方歳時館は、約3600平方メートルの敷地に木造平屋の本館、蔵、庭園などがあり、1941年に市に寄贈された。約30年間にわたり、中央公民館として親しまれた。97年から2年がかりで修復され、生涯学習施設となった。

 蔵は木造2階建てで、外観はしっくいの壁、内部は大きな梁(はり)が特徴。3月末までに床を張り替え、壁のしっくいを塗り替えるなどの改装を行い、照明設備も整えた。

 これまで、市民の作品展などは本館の和室で行ってきたが、今月20日の「趣味の総合書道展」からは蔵の1階部分約50平方メートルで展示する。入場無料。

=2018/05/09付 西日本新聞朝刊=

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