総体出場経験の大谷桃子選手、再びコートへ 世界19位「さらに上を」 飯塚国際車いすテニス [福岡県]

女子シングルスメインの準々決勝に出場した大谷桃子選手
女子シングルスメインの準々決勝に出場した大谷桃子選手
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 天皇杯・皇后杯第34回飯塚国際車いすテニス大会第3日の16日、女子シングルスメイン準々決勝に大谷桃子選手(22)=佐賀市=が出場した。健常者のテニスでは高校総体に出場した経験もある。病気で一時競技から遠ざかったが、「テニスが好きだ」と舞台を移し、わずか2年で世界ランキング19位まで駆け上がった。同4位のサビーネ・エラーブロック選手(ドイツ)に0-2で敗れたが「世界上位に勝てるように、プレーの質を上げたい」と力を込めた。

 栃木県出身。小学3年からテニスを始め、高校3年時にはダブルスで高校総体に出場。卒業後、病気で歩行困難に。佐賀県の西九州大へ進学後の2016年5月、飯塚大会を観戦し、車いすテニスを本格的に始めた。

 チェアワーク(車いす操作)に苦戦しながらも、テニス経験を生かし、鋭いサーブとフォアハンドを武器に頭角を現した。今年4月の神戸オープンではベスト4に入った。

 今大会は8強止まりとなったが「学ぶことは多い。今年はアジアパラ大会があるので代表入りを目指したい」と前を向いた。

 男子シングルスセカンド準決勝には、高野頌吾選手(14)=小郡市=が出場。最年少ながら快進撃を続けており、第1シードの河野直史選手(愛媛)を2-1で破った。「落ち着いてラケットを振ることを考えた。(17日の)決勝も勝ちたい」と話した。

=2018/05/17付 西日本新聞朝刊=

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